無能の仕事日記

無能の仕事日記

入社7日目&8日目

7日目

まじで意味わからねえ!

昨日の朝、明日は休みと言ったのに帰り際に「明日仕事あるわ〜」と平気な顔して言われて出勤になった。職人さんは休みだから8時ギリギリで良いと言われていたのでいつもより20分遅い7時50分に事務所についた。

8時ギリギリに先輩がやって来た。

無能「おはようございます。何しますか?」

先輩「書類作りや、ちょっと作業するから待っててくれ」

そう言われて事務所で先輩と対面になりながらパソコンを触る先輩から次の声かけがあるのを待つ。

10分くらい経っても何も言われず先輩はひたすらパソコン画面に集中してる。無能もパソコンを広げているので先輩の顔ははっきり見えない。パソコンを広げているからと言って無能は何をして良いのか分からないので見えないように携帯をいじっているだけ。

その後も全く声をかけられることがなく、うんこのような無意味な時間が2時間続いて10時になった。

先輩「ああ〜、やっと終わった。帰るか」

とんでもないことを言って来た。

一体何のための出勤だったのか....

自分の作業が終わってないからと言って何もやることがない無能まで呼び出す意味がわからない。

しかもこの出勤は、本物の休日出勤。休み扱いで給料も出ないそうだ。

まじでありえねえ1日だった。

また明日!

 

8日目

実際は8連勤目なのに勤怠では昨日が休み扱いなので1連勤目。

先輩社員だけでなく、この会社もそろそろやばいのではないか?と感じ始めた。

とは言うものの辞めても現金化の為に使用したクレカの分割払いが地獄のように残っているのですぐには辞めれない。

今いる現場の工期は1ヶ月の規模が小さい現場なのでここを乗り越えて、次の現場もやばかったらその時に考えようと心に決めた。

そしてもう何も教えてくれないなら嫌われても良いし、ひたすら「何かやることありますか?」と聞いてみる事にした。

始業早々にまずはいつも通り聞いた。

無能「おはようございます。今日は何を?」

先輩「今日も俺の作業見ててくれたらいいから」

いつもの返答しかなかったので、立て続けに言った。

無能「すみません、毎日これじゃないですか。ここまで入社して1週間、雑用だけで専門的なことを何も学べてないので教えてほしいです。」

少し強気で言うと先輩はダルそうに答えた。

先輩「わかったわかった、もうちょっと待ってくれよ」

ここは何も言わず待つ事にした。

15分ほどして、遂に仕事の業務に直結する資材の発注画面の使い方を教えてくれた。

必死でメモをとった。

ログイン方法すら知らなかったので教えてもらうことができ、これで暇な時間に見て資材の名前とかも覚えることができそうだ。

他にも嫌味のように聞きまくると、仕事の流れを少しだけれど教えてくれた。

入社して8日目、やっと仕事をした気分。

また明日!